よろず屋☆蓮さんのブログ

己の己による己のための占い&ヨガ

「ヨガの楽園ー秘境インド探検記(1962年)」沖正弘

いや〜暑くなりましたね。
 
ブログ、だいぶサボってしまいました。
 
 
さて、今日の課題図書は、沖正弘先生の著書。
 
「ヨガ」という言葉で検索していて
 
沖先生のお名前を見かけるようになり
 
どんな方なのか?調べてみたら
 
戦後、日本におけるヨガの草分け的指導者とのこと。
 
早速、Amazonを見てみると沖先生の

書かれた本がたくさん出てきました。
 
ところが、古くてお高い本ばかり。
 
なので、まずは図書館で借りてみることにしました。
 
「ヨガの楽園ー秘境インド探検記(1962年)」

 

ヨガの楽園―秘境インド探検記 (1962年) (カッパ・ブックス)

ヨガの楽園―秘境インド探検記 (1962年) (カッパ・ブックス)

 

 

 
借りてきたこの本には、
昭和37年発行と書かれていて
驚きました。
つまり、

 


50年以上も
誰かに読まれ続けてきたということ。
触るのも怖いくらいボロボロでした。
 
 
私がヨガを始めた2006年当時は、ハリウッド女優たちの
間でヨガが大ブームと言われていたのですが
まえがきを読むと
当時のアメリカではヨガが大ブームと書かれていて
私がヨガを始めるより、ずっと前にもブームが
あったことに驚きました。
 
そして、本に紹介されている各ポーズのモデルさんのウェアが
その時代の古さを物語っています。
 
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レオタードと黒タイツ・・・・(゚o゚
 
 
さて、目次を見て、パッと目を引いたのが以下の項目
 
  • 口からのんだ紐を肛門から出す
  • 性を研究する「タントラ・ヨガ」
  • 土の中に埋められて1ヶ月生きているヨギ
  • 152歳のヨギに会う
 
<口からのんだ紐を肛門から出す>
 
布飲み浄化法というものらしい
 
イッテQという番組で、芸人さんが
必死で包帯を飲み込もうとしていたのを
思い出しました。
 
目や鼻、そして口から
溢れ落ちる涙や、鼻水、そしてよだれ。
そんなの入れられるわけないじゃん。
そう思っていました。
 
ところが、この本を読んでいると
飲んだ硬貨が40分で出てくるという。
 
正直そんなことできるのか?
 
とつぜん、ヨギが何か叫んだ。老人が私に「出るぞ。」と言った。
時間は40分ほどたっていた。男は立ち上がって
部屋のかたすみに行き、セメントの床の上で、排便の姿勢で
腹をもみはじめた。やがて、中腰の姿勢から
両手で膝を押さえてぎゅっと腹筋を引っ込ませた。
そして、肛門に手を当てた。
男が「来い。」と言った。
きたないと思う気があるので、ちょっと離れて眺めた。
確かに硬貨は出ていた。
しかも便がついていない。硬貨だけが出ているのだ。
〜中略〜
老人はが、「ヨガの訓練は自分の心で自分の心身を自由にする
練習だ。だれでも少し練習をつづけていると、こんなことぐらい
できるようになる。ただし、見世物師になるのが
目的ではないから、間違えてはいけない。
 

 

 
疑い深い私は、ヨギは硬貨を飲み込まず手品みたいに
手の中に隠し持っていたのでは?と思っていたら
この後、ヨガの教本を読んでいたら書いてあるじゃないですか

 

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これってヨガなんだ!!←今更気づく。
てっきりインドの大道芸だと思っていました。
 
さらにこの本には、ナウリという不随意筋を自由に
操る手法が紹介されていて
 
ネットを調べてみたら、自分のお腹を自在に操る
ヨギの動画を発見。
これは、もしかして本当なのかも・・・そう思えました。
 
 
日本にも腹踊りという伝統芸があるけどね・・・
レベルが違いました。す・・すごい。
確か鶴太郎さんもできるんですよね。
いや〜私もこれはチャレンジしてみたいな〜
その前にお腹の脂肪をなんとかしないと。
 
 
さて、次に
 
「タントラ・ヨガ」とは?
 
 
この本に書かれていたのは
 
「だれ一人、ヨガは禁欲だなどとは言っていない。
きみが、勝手に禁欲だと思っているんじゃないか。
タントラ・ヨガは、つぎの二つに分けられる。
第一は、性能力の強め方、性感の高め方であり
男女両方の立場から、研究している。
もう一つは、その高めた性能力をどうすれば
コントロールできるかである。
しかし、それを実際に体験するまえに、人間本来の
性の姿を知る必要がある思う。
それには性交が自然に行われていた太古の時代を研究するのがよい。」

 

 
インドのヨガ研究所のアナンダというヨギから、こんな話を聞いて
早速、沖先生は、ゴンド族というインドの原住民族の住む
ジャングルに向かいます。
 
そこで見たフリーダムな世界に沖先生もビックリ仰天。
 
二日目の夕刻だった。
外がまだいくらか明るいのを利用して
戸口のそばでメモを整理していた。
すると、私の背後で異様な息づかいを感じた。

はっとして振りかえると、私はとうとう見たのだ。
そこには・・(略)・・・・・・・・・・・・・・・・・
はなばなしい男女の性交運動。
予期していたとはいえ私はしばし、あぜんとして
凝視しつづけていたのであった。
運動したり、中休みしたりして、性行為は
二時間近くもつづいた。
その間、外から子供が帰ってきたが、いっこうに
とんちゃくしない。 
 
確かに考えてみたら、性行為を恥ずかしいと思うのは
人間だけですね。
でも原住民族の方々も
同じ人間なのに不思議です。
私たちはいつから
恥ずかしいと思うようになったのでしょう。
 
 
さて、話が逸れましたが
結局、このタントラの教えとはなんなのでしょうか?
ウィキペディアで調べると、とても深い内容で
それを追っていると、ブログに書き切れないので
この本にも書かれている通り
「性欲を高め、いかにコントロールするか」ということで
まとめさせていただきます。
 
この本に書かれている性欲をコントロールする
具体的な方法は
  • 深呼吸を繰り返し筋肉をゆるめる
  • 足を開く、また後屈運動をする
  • 刺激の少ない食事と少食であること
 
沖先生も長い間、ヨガ研究所に滞在していても
性欲をコントロールできたのは、これを実践していた
からだとおっしゃっていました。
 
 
 「土の中に埋められて1ヶ月生きているヨギ」
 
この見出しを読んで

またまた〜〜
そんなことができるはずないでしょ?と思ったのは
私だけじゃないと思います。
 
でもヨガをしていると
長息という呼吸法があるのも事実。
 
本を読み進めていくと
 
1ヶ月間、土に埋められていたヨギを蘇らせる場面〜
 
全員緊張した面持ち。無言のままだ。
私たちも沈黙のまま、ヨギたちの挙動を凝視していた。
木箱が開かれた。白布でぐるぐるまきにしてある。
とうとう出てきた。
顔の色は、死人のように青い。
白衣を着ている。
やせ細った頰やあごにはひげが
もじゃもじゃにのびており、見える部分の
手足は、顔と同様に青かった。
行者たちの一人一人が
呪文を唱えながら、冬眠行者の全身に
油をすりこみはじめた。
次は、塩を洗面器の中に入れて、その上に湯をそそぎ
中に布をひたして、その布でマッサージをはじめた。
人口呼吸のようなことも始めた。
まぶたをさすっては、目を
あけさせ、口を開いて
舌も引っ張り出した。
次は覚醒刺激なのだろうか、冷水でしぼった布で
体をこすりはじめた。
 
とつぜん緊張したかすかなざわめきが
全体的に起こった。
冬眠のヨギが手足をびくびくと
痙攣的に動かしはじめたのだ。
 

 

 
本当に1ヶ月も入っていたのか?沖先生も疑っていましたが
まわりのヨギたちによる行動を考えると、間違いなく
行われていたと思わざるを得ないし
この行法は死ぬことが多く、生き返る率は
5分の1ぐらいだそうです。
 
そして、この行法するには、どうやら舌の長さが重要らしい。
 
それにしても
人間って、どうしてこんな修行をやってみたいと
思うのか?
私は閉所恐怖症なので、どんなにお金を積まれても
やらないと思う。
まあ、そんな機会はないだろうけど。
 
 
「152歳の老人に会いに行く」
 
沖先生が152歳と言われている方に会いに
行くのですが、私は、違うと思います。
写真もありましたが、どう見ても若すぎます。

でもこの章には
長寿の条件について書かれていて
大変興味深いです。
 
沖先生は、長寿の秘訣は小食であること。
そして、動く事とおっしゃっています。
 
また、呼吸の重要性について書かれていて
私も呼吸の重要性こそが、長寿の秘訣だと
確信しています。
 
心に葛藤を抱えやすい人
眠れない人、頭痛がひどい人
ぜひ、呼吸を意識してみてください。
 
 
沖先生は、64歳で亡くなられていたんですね。
死因はわかりませんでしたが
とても残念です。ヨガを研究し、実践してこられた
先生には、ぜひとも長寿を実証して欲しかったです。